土地の選び方・知識②
土地の権利
土地にも権利があります。その権利ごとに売っているので、建売の中でも借地など気差があるので、土地の種類を紹介します。
①所有権
自分のものとして土地を利用できる
②借地権
借りた土地のこと、その中にも種類がいろいろあります。
・地上権:借地人は強い権力を得られる。侍従に売買や建て替えができる。
・土地賃借権
〇(新)普通借地権:借地人の了承なしに地主が土地の売買が出来る
〇(旧)借地権:借地人の了承なしに地主が土地の売買が出来る
〇(新)定期借地権
一般定期借地権:存続期間は50年以上。更新なし。更地返還。
建物譲渡特約付き借地権:存続期間は30年以上。更新なし。地主が建物買取
マンションなども借地法適応物件などもありますので、今後どういう風に物件を取り扱いたいのか考えてから購入するといいと思います。もちろん、所有権の場合には購入価格が割高であったり、固定資産税・都市化計画税などの対象にもなりますので注意して検討して下さい。
道路環境
土地を選ぶうえで道路環境も、大きな考慮店と考えております。
①道路の種類
・公道
・私道
意外と、地域によってはまだ私道が残っている場合があります。そのため、私道の管理方法などは所有者に左右されます。変ないざこざになども生じる恐れがあるので注意してみてください。私道はその方の持ち物で管理もその方が行っているので大変さもあると思うんです。
②道路の向き
・日照の関係もあるので、道路が自宅のどの部分になるかで日照の確保につながることもあります。道路ですからそこにんは大きな建物が建つことはまずないので、高層マンションが建たない限りには日照確保のポイントになるかと思います。
③道路との位置関係
・目の前が道路の場合、人の目にさらされるので家の中が丸見えになることを考慮しての設計が必要です。
・大きな道路の場合は、車庫の位置なども気を付けないと駐車のしにくさなど生じます。
・角地や大きな主要道路など利便性に優れた場合土地の資産価値は上がります。ですが、それと同時に固定資産税も高くなります。
④道路の大きさ
・主要道路か、片側一車線なのかによっても資産価値も違いますが、建設時の道路確保や、整備員の配置などにも影響します。予算が多少変わります。
土地の形・立地
土地にもいくつかの形や立地が存在します。
①正方形
これは使いやすそうな一般的な形ですね
②三角など変形型
デッドスペースなども生じてしまったりすることがあります。
余計に補強・制動装置の設置など要する場合があります。
③旗地
その名前の通り旗の形をした土地です。比較的安めの価格です。
土地と土地の間に通路があり、土地の真ん中に土地がある場合が多いです。
通路が狭いので、建築時にも大変さがあり、引っ越しも大変です。
車での買い物などしても、車を家に来付けできない場合もあります。
④傾斜地
その名の通り、高低差が存在します。
土留めがあったり、横は崖などの場合があり地盤補強が必要な場合が多いです。
また、2階に家を建てるので道路から階段を上がる必要がある場合があります。
傾斜地に家を構えた場合には、駐車場も特注となり、傾斜地でも使用できる駐車場の作りとなるので高額になる場合があります。
ご近所などコミュニティ
同年代の夫婦が多いのか、高齢者が多いのか。
口うるさいうわさ好きが多いのか。
相続の場合は、そもそも親族が近所との付き合いを良好にしていたのかなど
近所トラブルはよく聞く項目となってます。
交通面での利便性
①駅・バス停の位置
雨の日でも、台風・積雪でも向かわなければいけないので確認が必要です
②駐輪所の場所、定期申し込みの待ち状況
駐輪場の数が人口に見合っていない場合は、半年から数年単位で待つこともあります
③交通道路状況
買い物に行くときなど、都心部でも道路整備が追い付いていない場所や、大きな観光施設がある場合委は混雑が生じますので確認が必要です。
④交通事情
・遅延はあるのか
・台風・積雪時の運行状況
・混雑具合:都心に行きやすい場所では、通勤快速を一本見送る場合もあります
・通勤時間
学校
子供がいる上で大事なのは教育環境です
・学校の評判
・通学路の状況
・偏差値の高い学校があるのか
・通学時間
中学校・高校・大学まで考えたときに、利便性なども考えると選択肢が多いほうがいいですよね。私は田舎出身のため、進学の際には寮に入りましたので費用には苦労しました。
商業施設
①スーパー
・営業時間帯
・商品ラインナップ
・価格帯
・距離
・駐車場などの有無
②大手デパートの有無
③郵便局・市役所・税務署の位置
④病院・歯科医の場所
高齢になった場合を考えると、その距離や移動手段の確認
評判、ラインナップなど大切です。
⑤警察署の位置
免許所更新もですが、治安にも多少影響します
⑥娯楽施設などの有無
今でこそあまり聞きませんが昔は娯楽施設で負けた帰りに盗みに入られるなど不安視されたこともあります。
その他
①土地の中に消火栓がないか。
②水道管などの確認。古い土地は上下水が整っていないので浄化槽のことがあります
③電柱や、大きな鉄塔がないか
④木や林など、夏場虫の発生源はないか
⑤更地になっていないか?または土地の整備が出来ているか?
⑥以前あった建物の確認、アスベストがあったり、工業施設があった・田んぼがあったなどによっては受け止め方も違います。
防犯面・安全性
窃盗被害が多い地区、犯罪件数が多い地区など都心になればなるほどあります。
私の居住エリアも窃盗被害が多く防犯セキュリティは個人で課金していることが多かったです。
物件購入を一人で考えるのは難しいと思います。
私も本を読んで初めて分かった費用・法律などありました。家にかかる住宅ローンや契約、手続きなどいろいろ知らないことがありました。参考に本購入もいいかもしれませんの添付します。
また、ブログから実体験を知るのも面白いと思いますので添付します。
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